機動戦士Vガンダム

SPECIAL:スペシャル

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サンライズフェスティバル 2015 白南風
『機動戦士Vガンダム』上映会トーク レポート



 9月1日(火)、新宿ピカデリーで『機動戦士Vガンダム』のトークと上映が行われました。ゲストはウッソ・エヴィン役の阪口大助さん。私、アニメ評論家の藤津亮太が聞き役を務めさせていただきました。

 ご存じの方も多いと思いますが、阪口さんはガチのガンダム・ファン。楽屋で雑談中にガルグイユの浸水話が出たので、『MS IGLOO』に登場した某水陸両用モビルスーツを使った機体の話題を振ると「ゼーゴックですよね」とずばり名前を答えてくださる素晴らしさ。
 そんな暖気(?)を経ての本番トークとなりました。

 本番のお話は、オーディションでウッソ役に決まった経緯から。「『機動戦士ガンダムF91』の続編だとばかり思ってオーディションにいったらまったく違っていて驚いた」「合格不合格を聞かされることもなく、いきなり台本渡されたと思ったら、主役だった」と当時の大抜擢の衝撃を語る阪口さん。
 衝撃といえば、当時バイク戦艦を見た時の感想を聞くと「笑いました」とのこと。「戦艦かっこいい、バイクかっこいい。足したらこうなりました」というふうに見えたそうです。そして笑ったら、富野総監督に「何、笑っているんだ!」と怒られたとか……。
 当時は19歳だった阪口さん。失敗談はありますか? という質問に「全部」という回答。20余年ぶりに再見した当時の自分のお芝居は「聞いていられない」そうです。「前半のウッソは今演じても、もう同じようにはならないと思う。後半なら出来るかな」。

 このほかウッソの台詞で印象に残っているもの、カテジナというキャラクターをどう思っていたのかなどをうかがいつつ、あっという間のお時間となりました。

 短い時間でしたが阪口さん、観客の皆様どうもありがとうございました!


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