放送開始から40周年を迎えた『機動戦士ガンダム』と時を同じくして開催された、展覧会『富野由悠季の世界-ガンダム、イデオン、そして今-』が好評を博し、改めて、富野由悠季監督が手掛けた劇場・テレビの作品に注目が集まる中、監督として関わったTVシリーズ作品に焦点をあて、テレビ放送で使用された "TVサイズ主題歌"を網羅した1枚。
『海のトリトン』~『ガンダム Gのレコンギスタ』まで、初収録音源を多数収録したファン必聴の主題歌全集。
富野由悠季"テレビ"の世界 ~TVサイズ主題歌全集~
テレビシリーズタイトル:17作品/全44曲のTVサイズ音源を収録
【発売日】2019年10月12日(展覧会『富野由悠季の世界』兵庫県立美術館 初日)
【品番】NKCD-6881 【価格】3,500円+税 【POS】4988003-553746
【発売元・販売元】キングレコード株式会社
【販売方法】展覧会『富野由悠季の世界』物販、一部ECサイトほか
【仕様】トールケース入り・CD1枚 【収録曲数】44曲
【商品概要】
展覧会『富野由悠季の世界-ガンダム、イデオン、そして今-』でたどることのできる富野由悠季監督が手掛けた劇場・テレビなどの作品から、監督として関わったTVシリーズ作品に焦点をあて、当時の思い出がよみがえる"TVサイズの主題歌"を聴くことが出来る1枚。
『海のトリトン』から『ガンダム Gのレコンギスタ』まで、初CD化の音源18曲を含む全44曲で、富野監督がテレビで魅せた世界に想いを馳せることが出来るアルバムとなっている。
ジャケットは、富野監督による主題歌の絵コンテを基にデザインされている。
【POINT①】
初監督作品『海のトリトン』から『ガンダム Gのレコンギスタ』まで、富野監督が手掛けたテレビシリーズアニメーション17作品44曲の主題歌TVサイズを収録。
■曲目
1、 | 行け!ザンボット3* 歌:堀光一路 『無敵超人ザンボット3』OP |
2、 | 宇宙の星よ永遠に* 歌:堀光一路 『無敵超人ザンボット3』ED |
3、 | カムヒア!ダイターン3* 歌:藤原誠 『無敵鋼人ダイターン3』OP |
4、 | トッポでタンゴ* 歌:こおろぎ'73 『無敵鋼人ダイターン3』ED |
5、 | 翔べ!ガンダム 歌:池田鴻 『機動戦士ガンダム』OP |
6、 | 永遠にアムロ 歌:池田鴻 『機動戦士ガンダム』ED |
7、 | 復活のイデオン* 歌:たいらいさお 『伝説巨神イデオン』OP |
8、 | コスモスに君と* 歌:戸田恵子 『伝説巨神イデオン』ED |
9、 | 疾風ザブングル 歌:串田アキラ 『戦闘メカ ザブングル』OP |
10、 | 乾いた大地 歌:串田アキラ 『戦闘メカ ザブングル』ED |
11、 | ダンバインとぶ 歌:MIO 『聖戦士ダンバイン』OP |
12、 | みえるだろうバイストン・ウェル 歌: MIO 『聖戦士ダンバイン』ED |
13、 | エルガイム -Time for L-GAIM-* 歌: MIO 『重戦機エルガイム』前期OP |
14、 | スターライト・シャワー* 歌: MIO 『重戦機エルガイム』ED |
15、 | 風のノー・リプライ 歌:鮎川麻弥 『重戦機エルガイム』後期OP |
16、 | Ζ・刻をこえて 歌:鮎川麻弥 『機動戦士Ζガンダム』前期OP |
17、 | 星空のBelieve 歌:鮎川麻弥 『機動戦士Ζガンダム』ED |
18、 | 水の星へ愛をこめて 歌:森口博子 『機動戦士Zガンダム』後期OP |
19、 | アニメじゃない~夢を忘れた古い地球人よ~ 歌:新井正人 『機動戦士ガンダムΖΖ』前期OP |
20、 | 時代が泣いている 歌:新井正人 『機動戦士ガンダムΖΖ』前期ED |
21、 | サイレント・ヴォイス 歌:ひろえ純 『機動戦士ガンダムΖΖ』後期OP |
22、 | 一千万年銀河 歌:ひろえ純 『機動戦士ガンダムΖΖ』後期ED |
23、 | STAND UP TO THE VICTORY~トゥ・ザ・ビクトリー~ 『機動戦士Vガンダム』前期OP 歌:川添智久 |
24、 | WINNERS FOREVER-勝利者よ- 歌:INFIX 『機動戦士Vガンダム』前期ED |
25、 | Don't Stop! Carry On! 歌:RD 『機動戦士Vガンダム』後期OP |
26、 | もう一度TENDERNESS 歌:KIX?S 『機動戦士Vガンダム』後期ED |
27、 | IN MY DREAM 歌:真行寺恵里 『ブレンパワード』OP |
28、 | 愛の輪郭(フィールド) 歌:KOKIA 『ブレンパワード』ED |
29、 | ターンAターン 『∀ガンダム』2話~OP 歌:西城秀樹 |
30、 | AURA 歌:谷村新司 『∀ガンダム』1話~ED |
31、 | CENTURY COLOR 歌:RAY-GUNS 『∀ガンダム』39話~OP |
32、 | 月の繭 歌:奥井亜紀 『∀ガンダム』41話~ED |
33、 | 限りなき旅路 歌:奥井亜紀 『∀ガンダム』最終話ED |
34、 | キングゲイナー・オーバー! 歌:福山芳樹 『OVERMANキングゲイナー』OP |
35、 | Can you feel my soul 歌:秘密楽団マボロシ 『OVERMANキングゲイナー』ED |
36、 | BLAZING 歌:GARNiDELiA 『ガンダム Gのレコンギスタ』前期OP |
37、 | ふたりのまほう 歌:May J. 『ガンダム Gのレコンギスタ』後期OP |
38、 | Gの閃光 歌:ハセガワダイスケ 『ガンダム Gのレコンギスタ』ED |
39、 | 海のトリトン(GO!GO!トリトン)* 歌:ヒデ夕樹、杉並児童合唱団 『海のトリトン』OP |
40、 | 海のトリトン* 歌:須藤リカ、南こうせつとかぐや姫 『海のトリトン』ED |
41、 | 勇者ライディーン* 歌:子門真人、コロムビアゆりかご会 『勇者ライディーン』OP |
42、 | おれは洸だ* 歌:子門真人、コロムビアゆりかご会 『勇者ライディーン』ED |
43、 | ラ・セーヌの星* 歌:堀江美都子、コロムビアゆりかご会 『ラ・セーヌの星』OP |
44、 | 私はシモーヌ* 歌:堀江美都子、コロムビアゆりかご会 『ラ・セーヌの星』ED |
■協力 オフィス アイ、株式会社サンライズ、株式会社サンライズミュージック
■音源ライセンス協力
M-2、3、41、42、43、44 Licensed by NIPPON COLUMBIA CO., LTD.
M-27 Licensed by Victor Entertainment
M-28、34、35 Licensed by FlyingDog, Inc.
M-30 Licensed by PONY CANYON INC.
M-36 Licensed by Sony Music Entertainment Inc.
M-37 Licensed by Avex Music Publishing Inc.
M-39、40 Licensed by VOYAGER HOLDINGS,INC.
■すべてTVサイズ音源を収録しております。 *モノラル
■当商品においては、リリース当時の名称・表記で記載しております。
■一部楽曲において、主として映像マスターより音源を収録しております。
マスターにより、モノラル音源、ノイズがございますが、ご了承を頂きますようお願いいたします。
【POINT②】
18楽曲を初収録。楽曲録音時に保管されていたオリジナルマスターをはじめ、映像素材から音源を取り寄せ収録するなど、今までパッケージ化されていなかった音源を収録。
■初CD化音源 TVサイズ楽曲
①トラック13、エルガイム -Time for L-GAIM-
②トラック14、スターライト・シャワー
③トラック15、風のノー・リプライ *オリジナルテンポより、ピッチUPしたテイクを収録。
④トラック16、Ζ・刻をこえて
⑤トラック18、水の星へ愛をこめて *80秒TVサイズテイクを収録。
⑥トラック21、サイレント・ヴォイス
⑦トラック22、一千万年銀河
⑧トラック23、STAND UP TO THE VICTORY~トゥ・ザ・ビクトリー~
⑨トラック24、WINNERS FOREVER-勝利者よ-
⑩トラック25、Don't Stop! Carry On!
⑪トラック26、もう一度TENDERNESS
⑫トラック30、AURA
⑬トラック31、CENTURY COLOR
⑭トラック32、月の繭
⑮トラック33、限りなき旅路
⑯トラック34、キングゲイナー・オーバー!
⑰トラック35、Can you feel my soul
⑱トラック40、海のトリトン
【POINT③】
ジャケットデザインには、主題歌集のイメージを表すため、富野監督が手掛けた『機動戦士ガンダム』よりOP「翔べ!ガンダム」、『∀ガンダム』よりOP「ターンAターン」、『ガンダム Gのレコンギスタ』よりED「Gの閃光」の絵コンテを配したデザインとなっています。
【販売・情報サイト】
○展覧会「富野由悠季の世界」物販スペース
○KING e-SHOP:https://kingeshop.jp/shop/g/gNKCD-6881/
○キンクリ堂:http://kinkurido.jp/shop/g/gNKCD-6881/
*上記サイトのほか、一部ECサイトでの販売での販売を行います。
公式ガンダム情報ポータルサイト「ガンダムインフォ」にて、好評開催中の展覧会「富野由悠季の世界」で6月22日(金)に実施されたオープニング記念トーク「富野由悠季とは何者なのか?」のレポートが公開されました!
福岡市美術館の学芸員・山口洋三さんよりのコメントも掲載されていますので、ぜひチェックしてください。
国内外のアニメシーンに多大な影響を与えてきた富野由悠季監督のこれまでの仕事を回顧、検証する初の展覧会「富野由悠季の世界」の福岡市美術館での会期は、いよいよ9月1日(日)まで!
お近くの方はぜひ足をお運びください。
なお、福岡会場の後は、兵庫、島根、青森、富山を辿り、2020年9月から開催される静岡県立美術館まで、全国を巡回します。詳細は、イベント公式サイトをご確認ください。
『機動戦士ガンダム』、『ガンダム Gのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えた富野由悠季監督のこれまでの仕事を回顧、検証する初の展覧会「富野由悠季の世界」が、6月22日(土)に福岡市美術館でスタートしました。
初日となった6月22日(土)には、開会式も実施。福岡市美術館・中山喜一朗 館長、西日本新聞社・大久保昭彦 企画事業室長、九州朝日放送・二木清彦 常務取締役に加え、富野由悠季監督、公益財団法人 福岡文化財団・重藤健士 専務理事、サンライズ・佐々木 新 常務取締役が登場しました。
本展の主催である福岡市美術館の中山館長は、開催にあたり『機動戦士ガンダム』劇場三部作を見返し、戦争と、それに巻き込まれた人間群像、愛と死、挫折と成長といった、極めて人間的な世界が描かれていることを再確認した、と切り出します。キャラクターたちが生き生きと描かれていることが、富野作品が世代を超えて長い期間愛されてきた理由ではないか、と指摘し、3,000点を超える展示は福岡市美術館史上最大規模となっており、訪れるファンの人たちが出てこられなくなるのでは?と心配になるほどのボリュームがあると紹介。最後に、「この展覧会は、富野監督ひとりの展覧会ではなく、アニメーションに関わった多くの方々のための展覧会でもある」と語っていました。
富野監督は、これだけの数のスタッフが協力してくれて、彼らの力が無ければ「世界」を表現することができなかったんだと実感しており、集大成のものをひとつの場で見ることのできる展示になっている、と述べた上で、「楽しんでくれ、とは言いません。かなり面倒くさい展示になっております。ですので、ご覧になる方は覚悟して見てください」と、詰め掛けた来場者の笑いを誘っていました。
開会式後には関係者による内覧も実施。富野監督もギリギリまで展示内容をチェックし、開幕に備えていました。
そして展覧会がスタートすると、入場者が長蛇の列を作り、展示のひとつひとつを細かく興味深げに見ている様子がうかがえました。
福岡市美術館での会期は、9月1日(日)まで。その後、兵庫、島根、青森、富山を辿り、2020年9月から開催される静岡県立美術館まで、全国を巡回します。
なお、富野監督への一問一答は、ガンダムインフォをご覧ください。
同日開催されたオープニング記念トーク「富野由悠季とは何者なのか?」の模様は、後日レポートしますので、更新をお楽しみに。
展覧会『富野由悠季の世界』公式図録の発売が決定!
各美術館の学芸員による解説を豊富に交えた“読める図録”です。
また、この図録のためだけに新規取材を行った、約3万字にもおよぶ富野由悠季監督のロングインタビューも掲載。
ー掲載内容ー
○第1部 宇宙にあこがれて
第1章 富野由悠季をかたちづくったもの
・幼少期から大学生までの作品
・虫プロダクションの時代
・フリー絵コンテマンの時代
第2章 それでも生きていかねばならない――初期作品のドラマ展開
『海のトリトン』『勇者ライディーン』『無敵超人ザンボット3』
○第2部 人は変わってゆくのか
第1章 君は生き延びることができるか?
『機動戦士ガンダム』
第2章 コスモスに君と
『伝説巨神イデオン』
○第3部 空と大地の間で逞しく
第1章 命をかけて生きてます――活劇とエンターテインメント
『無敵鋼人ダイターン3』『戦闘メカ ザブングル』『OVERMANキングゲイナー』
第2章 歴史もの、名作もの、時代もの――人間ドラマはジャンルを超えて
『ラ・セーヌの星』『闇夜の時代劇 正体を見る』『しあわせの王子』
○第4部 魂の安息の地は何処に?
第1章 ファンタジー――バイストン・ウェルストーリー
『聖戦士ダンバイン』『ガーゼィの翼』『リーンの翼』
第2章 スペースオペラ――ペンタゴナワールド
『重戦機エルガイム』
○第5部 刻の涙、流れゆくその先へ
第1章 シャアの逆襲は成ったか?――『ガンダム』のシリーズ化と“ニュータイプ”の結末
『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
第2章 家族と戦争
『機動戦士ガンダムF91』『機動戦士Vガンダム』『ブレンパワード』
○第6部 大地への帰還
第1章 刻は未来に進むのか?
『∀ガンダム』
第2章 君の目で確かめろ!!
『ガンダム Gのレコンギスタ』
○その他
・トミノロジー(各学芸員による論考)
・小説家としての富野由悠季
・著書/作詞一覧
・富野由悠季ロングインタビュー
他
詳細はこちらをご確認ください。
http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-468-9/Default.aspx
●概要
書籍名:『富野由悠季の世界』
価格(税抜):4,000円(本体価格)
サイズ:B5判
発売日:2019年6月22日
仕様:本文416ページ、オールカラー、カバー装
発売元:キネマ旬報社
HPアドレス:http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/pdid/978-4-87376-468-9/Default.aspx
ISBN:978-4-87376-468-9
『機動戦士ガンダム』、『ガンダム Gのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えた富野由悠季監督のこれまでの仕事を回顧、検証する初の展覧会「富野由悠季の世界」が、6月22日(土)より福岡市美術館からスタートします。その後、全国6会場を巡回予定です。
展覧会の開催に先立ち記者発表が行われ、各美術館の学芸員より本展のコンセプトや見どころの紹介の他、富野監督によるメッセージも語られました。
その様子をお届けいたします!
左:富野由悠季監督
右:神戸新聞社・養父尚三事業局アート事業部長
はじめに、神戸新聞社の養父尚三事業局アート事業部長より、
「富野監督のアニメーションと映画にかける情熱と、ここにいる学芸員の熱意によって実現しました。富野監督が生み出した『機動戦士ガンダム』放映40周年にあたる今年、監督の55年に渡るキャリアを振り返る初の大回顧展は貴重な機会であると感じております」
と、展覧会開催の意義が説明されました。
左手前より:青森県立美術館・工藤健志学芸員、福岡市立美術館・山口洋三学芸員、島根県立石見美術館・川西由里学芸員
左奥より:兵庫県立美術館・岡本 弘毅学芸員、兵庫県立美術館・小林 公学芸員、静岡県立美術館・村上 敬学芸員
次に、各美術館の学芸員より見どころが語られました。
今回の展覧会は時系列ではなく、テーマ別の章立てがポイント。
フォーマットに則らず、ブース別に各学芸員が構成を担当。各々が異なる切り口で「演出」という概念を展示する事は可能か?という問いに挑戦する試みとなっています。
本展では、監督の幼年期から青年期にかけての創作物、絵コンテ、原案など1,000点を超える貴重な資料が集うほか、各美術館で一部展示内容や見せ方も異なるとのことなので、複数の美術館で見比べてみると新たな発見があるかもしれません。
【展示内容】
第1部 宇宙へあこがれて
1:富野由悠季を形作ったもの
2:それでも生きていかねばならない
第2部 人は変わってゆくのか?
1:君は生き残ることができるか ― 『機動戦士ガンダム』
2:コスモスに君と ― 『伝説巨神イデオン』
第3部 空と大地の間で逞しく
1:命をかけて生きてます ― 活劇とエンターテインメント
2:歴史もの、名作もの、時代もの ― 人間ドラマはジャンルを超えて
第4部 魂の安息の地は何処に?
1:ファンタジー ― バイストン・ウェル・ストーリー
2:スペースオペラ ― ペンタゴナ・ワールド
第5部 刻の涙、流れゆくその先へ
1:シャアの「逆襲」は成ったか? ― 『ガンダム』のシリーズ化と"ニュータイプ"の結末
2:家族と戦争
第6部 大地への帰還
1:刻は未来に進むのか? ― 『∀ガンダム』
2:君の目で確かめろ! ― 『ガンダム Gのレコンギスタ』
最後に、富野監督より本展覧会に込めるメッセージが語られました。
「ありがたい反面、概念を展示する事は出来ないからこういう馬鹿な企画をやめろと言う意見を変えるつもりはありません。
ただ、僕より二回りも若い方々が企画をなさっていて、新しく生まれてくる価値論や、何かがあると想像するわけです。旧来の考え方をふりまわしては絶対いけないと今回しみじみと感じます。
今回の催し物の結果がどうなるか想像がつきませんが、彼らが信じてやっていらっしゃることは分かる。
そういうものを見て、僕はそれを死に土産にさせていただいて、責任は無いということで逃げ切ります(笑)。
僕は具体的にリアリズムに働きかける方法論を持っていませんでした。
しかしアニメの世界で生き長らえさせて貰ったのは全部絵空事では無かったんだからと思います。
ロボットアニメであってもメッセージ性・ドラマ性を含むことができるのだと、実験的かもしれませんが自分なりにやってきたので、来て下さる方が読み取って、新しい生き方の方向性を発見していただける展示になっていればと『富野由悠季の世界』は望んでおります」
各美術館では開催期間中にイベントも計画中。順次発表されるとのことなので、続報を楽しみに!
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■展覧会「富野由悠季の世界」開催概要
【開催情報】
第1会場
福岡市美術館
会期:2019年6月22日(土)~9月1日(日)
第2会場
兵庫県立美術館
会期:2019年10月12日(土)~12月22日(日)
第3会場
島根県立石見美術館
会期:2020年1月11日(土)~3月23日(月)
第4会場
青森県立美術館
会期:2020年4月~6月(予定)
第5会場
富山会場(予定)
会期:2020年7月~9月
第6会場
静岡県立美術館(予定)
会期:2020年9月~11月
【公式サイト】
http://www.tomino-exhibition.com
【企画協力】
神戸新聞社